Manner Grace Japan
1. 前日・当日の心得
前日までに準備は整えておきましょう。当日は余裕をもって行動しましょう
① 前日まで
- 現地までの最寄駅、交通機関、所要時間を予め調べておく
- 当日着る服を準備しておく
- 忘れ物がないかチェック
② 当日
- 余裕をもって家を出る
- 最寄駅のトイレなどで最終の身だしなみチェックを行う
2. 服装と身だしなみ
あなたのことを知らない面接官はあなたを外観でも判断します。身だしなみをきっちり整えましょう
① ビジネススーツ:
- フォーマルカラー(黒・濃紺・ダークグレー) ※ブラウンNG
- 女性はパンツスーツよりスカートスーツが好ましい
- ボタンを留める(男性は一番下のボタンは外してもOK、女性は全て留める)
- 両ポケットのかぶせは外に出す
② シャツ:
- 男性は白のカッターシャツ、女性は白のブラウス ※薄汚れNG
- ボタンは全て留める
③ ネクタイ
- 緩みなく襟元まで締める
- 色は紺、ブルー、グレー、えんじ色
- 柄は無地、ストライプ、ドット ※タータンチェックはNG
④ 靴下
- 男性は黒、紺、グレーの靴下、女性は肌色のストッキング
⑤ 靴
- 男性は黒の革靴 ※ブラウンNG
- 女性は黒のパンプス
(ヒールの高さは3~5センチくらいが好ましい)
⑥ バッグ
- 黒のA4の書類が入る手提げバッグ ※リュック・ショルダーNG
- 床に置いても倒れないものがお勧め
⑦ 髪型
- 男性は髪の毛が眉毛、襟足にかからないよう整える。もみあげは耳の半分くらいの位置が好ましい、耳より下はNG。寝ぐせやフケにも注意
- 女性はお辞儀をした時に髪の毛が頬にかからないよう耳にかける。長い髪は一つにまとめ、ゴムの上から黒の髪飾りをするとよい。おくれ毛がでないよう注意。前髪はサイドに流し額を出すと明るい印象になる
⑧ フェイス
- 男性は髭の剃り残しがないよう整える
- 女性はナチュラルメイクが好ましい ※濃い化粧、ノーメイクはNG
3. 挨拶
挨拶で第一印象は決まります。好印象を与える挨拶を心掛けましょう!
あ・・・明るく ※笑顔で、明るく、元気な声で、ハッキリと
い・・・いつも ※毎日、毎回
さ・・・先に ※挨拶は自分から先にする
つ・・・繋げて ※プラスαの言葉を繋げることにより会話のキャッチボールが生まれる
(おはようございます + 先日はありがとうございました!)
4. 立ち姿
6つのポイント!
① 目線・・・・・・真っ直ぐ ※相手がいる時は相手を見る
② あご・・・・・・上げ過ぎず下げ過ぎず真っ直ぐ整える
③ 肩・・・・・・・肩に力が入り過ぎないよう肩の力は抜く
④ 背中とお腹・・・背筋を伸ばし、お腹は引き締める
⑤ 手・・・・・・・指は指先までピンと伸ばして閉じる。
男性は小指がズボンの脇線にかかる位置に置く
(または前で組んでもよい)
女性は腕は自然に下ろし指先を揃え太股にハの字に置く。または前で組んでも
⑥ 足・・・・・・・男性は左右のかかとをくっつけ靴先は少し開く
女性は左右のかかと、靴先ともにピッタリくっつける
5. お辞儀
お辞儀は日本文化です。ポイントを押さえきっちりとした綺麗なお辞儀を心得ましょう!
① どうして頭を下げるの?
- 相手に敬意を表す
- 相手に心を傾ける
② 4つのポイント
- 礼の前後に相手を見る
- 首を曲げず腰から上体を傾ける
- 目線は靴先を見ず少し遠くの前方を見る
- お辞儀は下で一旦軽く止める
③ お辞儀3種
15度(会釈)・・・・部屋の入退室、椅子の立ち座り、人の前を横切る時、飲食物を出す時・出された時
- 30度(敬礼)・・・・オールマイティー(いつでもどこでも使える)
- 45度(最敬礼)・・・改まった気持ちを伝える時(感謝・依頼・お詫び・お祝い)
6. 自己紹介
自己紹介の基本形です。覚えておくといいでしょう!
① 先に自己紹介する時
はじめまして、(15度)
わたくし、(所属)の (姓、名)でございます(と申します)
(自己PR)
どうぞよろしくお願いいたします。(30度)
② 後から自己紹介する時
申し遅れました、(15度)
わたくし、(所属)の (姓、名)でございます(と申します)
(自己PR)
こちらこそ、どうぞよろしくお願いいたします(30度)
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7. 入室と退室
ノックをしないで開けるのはマナー違反です。必ずノックをしてから入りましょう
① 入室
- ノックは3回
- ドアを開ける手はドアに近い方の手で
- 部屋に入る前に相手を見て「失礼いたします」と言ってお辞儀をする
- ドアを閉める時はなるべく相手に正面を向いたまま閉める
(※後ろ姿を見せるのは失礼とされている)
① 退室
- ドアの所まで行き、相手の方を振り返り「失礼いたします」と言ってお辞儀。そのまま退室する。
8. 履歴書の書き方
綺麗な字で丁寧に書きましょう。書き損じたら新しい履歴書で書き直しましょう
① 日付
- 履歴書全体で西暦か和暦のどちらかに統一する
- 郵送の場合は投函日を、手渡しの場合は当日の日付を記入
② 写真
- 一般的には4cm×3cm。履歴書に記載されているサイズで準備する
- 万が一糊が剥がれた時に備え、写真の裏面に氏名を記入しておく
③ 仮名
- 「ふりがな」なら平仮名で、「フリガナ」なら片仮名で記入
④ 住所
- 郵便番号、都道府県名、マンション名まで省略せずに全て記入する
- 〇丁目、〇番、〇号と表記する
⑤ 学歴
- 中学校から記入。学校名は省略せず正式名称を記入
- 在学中の場合は「卒業見込み」と記入
⑥ 職歴
- 在学中で未だ職歴が無い人は「なし」と記入
⑦ 資格
- 応募先に関連のある資格を記入
⑧ 自己PR
- 自分がこれまで頑張ってきたこと、努力してきたこと、出した成果などを応募先の会社でどう活かせるかを関連付けて記入するとよいでしょう
⑨ 志望動機
- なぜ応募先の会社で働きたいのかを熱意をもって記入するとよいでしょう。またその会社に入社したら自分はどのような貢献ができるのかを関連付けて記入するといいでしょう